産学協同研究プロジェクト
平成22年度より弘文印刷株式会社と高知大学デザイン研究室との共同研究がスタートしました。
昨年度は「元気がでるプロジェクト第1弾 シールデザイン」「第2弾 メモ帳」をデザインしました。
本年度は第3弾として「ノートの制作」を行なっております。
これは印刷時に余る半端の紙の部分を上手くノートとして利用するものです。
ノートの罫の頁印刷は全て弘文印刷のご好意によるものです。
完成したものは高知大学より北関東の被災地の大学を通じて
被災地の小学生に配布できないかと考えています。
出来る限りこのルートを模索したいです。
高知大学教育学部として他大学教育学部系との繋がりも生まれるのではないかと思います。
現在のところ印刷は会社の方にお願いし、帳合作業等をデザインゼミ生と有志でやっています。
本日、第2回目の作業でしたが、ボランティアでゼミ生以外が協力してくれて本当に助かりました。
場所は弘文印刷にて約3時間の作業でしたが、前回と今回で、総数約1千冊の帳合ができました。
単純な作業なのですが、極めて時間がかかります。
第1回目:3年2名、4年1名、教員1名
第2回目:1年1名、2年2名、3年3名、4年2名、教員1名
芸文コース(美術)の皆さんありがとう!
今回は参会者が9名いたので単純に前回の倍の量ができました。
皆様のご協力に本当に感謝しています!!
そして社長、本当にご好意に感謝致しております。
次回の日程は未定ですが、決まり次第アップします。
第1弾として1千冊分は8月中旬に上がる予定ですので、これもまた写真をアップします。
どいうことかというとプロなら2〜3行の言葉で理解出来るやろってことです。
そしてクライアントが残そうとしているのは形ではなく想いじゃないのって。
それはその通りだと思います。
企画書は相手に伝えるために分かりやすく書いた書類ではなく、
自分の気持ちと企てについて整理整頓する試みかなと思います。
そのプロセスが制作の手助けになりクライアントとの意思疎通の手段になるのかな。
制作において企画書がないことは研究者が論文書くのに草稿なしでやるのと同じかも。
無理じゃないけどそうとう下地がないとできないですよね。
時間かけた企画書があるのとないのではかなり違うと思う。
いろんな考えがあるでしょうけど。
今ちょうど朝倉中学校で企画書の説明してたから気になってブログにアップしました。
竹尾の紙見本帳が研究室にはいりました。
これまでなかったことが整備不十分なのですが、
紙に関する要望や質問も増えてきたので、見たい方はいつでも研究室に来て下さい。
紙の物質性や素材感は触覚から得なければつかめないですよね。
http://www.takeo.co.jp
更にTOYO INKの色見本帳もはいりました。
TOYO INKではRGBカラーに近い発色のインクも開発されているそうです。
またユニバーサルデザインを考えた色の研究もされいます。
http://www.toyoink.co.jp/
そしてもうひとつは金文編、新書源、篆書印譜字典が書棚に追加されました。
文字学に関してはド素人なのですが、あるとなぜだか心強いです。
これで少しは研究室らしくなってきたのではないかと思います。
これらは研究室を応援して下さる方々からの贈り物であり、
寄贈して下さった皆様、本当に感謝申し上げます。
それぞれの作品について細かな指摘はありませんでしたが、
社長は全ての作品を気に入って頂けたのではないかと思います。
年明けには「元気がでるプロジェクト(K×Kプロジェクト)」の商品があがりそうです。
商品は県内のどこかでみて頂けるはずです。
今回、デザイン研究室としては初の共同研究で、何もかも手探りでした。
もう少し時間をかけた全体のアートディレクションが必要だったと感じています。
みんな忙しい中、なんとかゼミ活動に参加できたことは力になっていると思います。
地域の方々が今後の社会を担う若い学生に大きな期待をよせていることは間違いないです。
チャンスをつかみ、実践力を磨くことがこれからの課題となることでしょう。
昨今のエコカーや薄型テレビは、それぞれの業界にとどまらず、
地球規模での企業的取り組みの一端を表しています。
個々の商品を宣伝し、購入に至る動機づけを図るためだけでよかったデザインワークは、
もはやその機能だけに限定することが不可能になっているといえます。
デザインも今や、グローバルコンセプト(地球的課題)を反映することが求められています。
元々デザインの本質とは、デザインによって生活の中に潤いや癒しの効果を生み、
生活の質の向上に寄与することでありました。ほんの少し前まではそうだったのではないでしょうか。
現在では、その生活の質が、グローバルに承認されるものでなくては、
個々の消費者に受容されなくなりつつあるのであります。
市場主義がデザインの根底に組み込まれ、
個々のデザイナーの表現よりもユーザーインターフェイスやユニバーサルデザイン、
ユーザビリティ、アクセシビリティなどが優先されています。
消費者は、その反射行為として、商品の機能性を求めると共に、
目新しいデザイン自体を次々に消費するようになっています。
各企業や自治体は、市場でブランド力を持つために、
デザインやマーケティングの有効性を追及しています。
今日のデザインは、グローバルコンセプトを標榜しないわけにはゆかないでしょう。
ユーザビリティやユニバーサルデザイン、エコロジー、自然との共生というテーマ設定は、
企業にとっては、売れるための戦略であり、その意味では、市場主義に “付加価値”をつけるための
方便であり、その本質に変わりはない。
このことを地域に置き換えて考えてもメイドインジャパンではなく、ローカルから発信していくことが、
地産地消プラスアルファで地産外消になり、地域の活性化に繋がると考えます。
デザインワークに際して、そのコンセプトやターゲット、消費者のニーズを明確にすることは極めて重要です。また、デザインという用語の意味は拡大し、多様な意味を持ち、デザイナーの定義も拡大しています。
地域、学生、大学、様々な現場をデザインという手段で繋いでいくことがデザイン領域の研究になるのでしょう。
ここで書いている研究テーマは私論であり、全く違ったかたちでデザインを理解してもいいです。
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